"偶然を計画することはできる"
7月23日、世界一周24日目。
忘れないうちに、眠りを始める前に、夜が明けるまでに。
自分用です。殴り書きで書いてます。
セブ留学最終週、今週のセミナーは僕が通う語学学校「旅人たちの英会話スクールCROSS×ROAD」の創設者、タクさんの冒険記。
2011年4月、31歳の時に会社を休業して奥さんと夫婦で世界一周の旅に出発。9ヶ月の旅を終えたあと、セブで語学学校を設立(「この時ゲストハウスか迷って、でもそれは長居しない人たちの集まりだから出逢いを共有できないゆえ却下」という話は印象的)。その後、世界を始める人たちのきっかけを場所を作るべく、海外キャリアコンサルタントとして活躍中。
タクさんのモットーは「Beyond the Boarder」境界を国境を超える。
人間はひとつになろうとするから喧嘩をする。小さな教室のいじめも外交も一緒だ。それぞれが違う生き方と価値観を繰り返して暮らしているのだから、あなたと私は違っていてそれで素晴らしいのだ。考えろ。(僕なりの解釈です)
自分らしさ=才能
才能とは、熱狂な「感情」が「思考」をめぐり、「行動」に引火して産まれた能力。
例え話イチローは子供の頃にたまたま球場に行き、野球に興奮し(感情)、野球選手になりたいと思い(思考)、訓練する(行動)。彼はこの3つの巡回を何回も何回も繰り返し続けただけなのだ。プラスマイナス含めて此れまでの人生のディープインパクトが才能を分析してくれる。
一番印象に残ったことは、セミナー後の少人数雑談の中で芽を出したもの。
「計画された偶然性理論」キャリアの8割は偶然に決定される。偶然が偶然を呼び、偶然を連れてきてくれる。うまく言葉にできないが、偶然が経験を作ってくれるのだ。僕の場合、たまたま世界一周しようと思い、たまたまこの語学学校を選び、たまたま今回のセミナーをきくことができ、たまたま新しい思考に出逢えた。それが今後たまたま人生を模るひとつになるかもしれない。
経験を作る偶然は、果たしてどのように手に入れるのか。簡単。行動しろ。偶然は簡単に計画することができるのだ。予感のする方へ、心が夢中になる方へ、進め。たくさん経験しろ。それがいつか伝手となって、フォロワーになって、情報になって、金になって、キャリアとなる。広い世界へ。世界の夜明けを迎えに行こう。
セブに来てから沢山のことを考えました。
自分は今どこへ向かっているのだろうか
なぜ世界一周しているのだろうか
この道の終わりには何が待っているのだろうか
本当にこの選択で正しかったのだろうか
この1ヶ月で手に入れたものは何だろうか
それをちゃんと両手で抱きしめているだろうか
兎にも角にもこの1ヶ月はいろんな人の話を聞いた。人生をきいた。
それはそれで刺激的だし、でも刺激的だだけで終わらせたくないし、だから自分は今点を作る。偶然を見つけている最中。ここに迷い込んだのも何かの縁。そして線へ。
今まで抱いたことのない、名のつけようがない第六感を見つけて研ぎ澄まして酒と音楽に溺れる日もあった。
でも少しづつ答えが見えてきた気がする。
甘党派の自分でも星5をつけたいセブにある日本クオリティのケーキ屋さん
7月18日、世界一周19日目
「甘いものが食べたい...」
日本にいた頃、特に先月は裕福を頼りにガンコちゃんのようにお菓子を食べていた、あとパン一つでブタまっしぐらだったRyukiです。
セブに来てからは、それはそれは規則正しい食生活。
3食栄養バランスよく嗜好、おかわりできる量も限られているので8分目くらいまでで止めることができ、好調です。
間食という間食も節約のためほとんど減ったので、これずっとセブにいればダイエット成功するんじゃ...(察し)
しかし!!みつけてしまった...
昨日の夕方、とうとう甘党の神様が降臨してきて、無意識にTwitterで「セブ島 ケーキ」と検索。
ヒットしたんですね、ひとつ気になるのが。
『美味しいと評判!日本のケーキが食べれる!?』
もう自分で自分が怖いんですが、その記事を見つけた途端、何も考えずにその足でお店へ急行。(運良く学校から遠くないところだったので)
到着。
アヤラモールの近くにある「Micky's Japanese cake cafe」
「...雰囲気めちゃくちゃええやん、ここほんとにフィリピン?」
さっそくためらわずに入店。平日だからかお客さん誰もいないけど
「...雰囲気めちゃくちゃええやん、ここほんとにフィリピン?」(コピペ)
とても清潔感のあるカフェです。
んで、ケーキ類がこちら。こんなにたくさん(にやり)
ひときれだいたい350円。日本よりちょっとだけ高いくらい?
一応ダイエット中なのでストロベリーショートケーキとチョコレートケーキをオーダー。
他にもマンゴーチーズケーキやらアボカドパイとかがありました。
ドリンクメリューもカフェならではこんなに豊富。
自分は頼まなかったですが、スパゲッティやサンドイッチとか軽食もあるみたい!
5分くらい待ってたら、やってきました。
めちゃんこ美味しそう。
たまには贅沢もいいよね。
正直言ってむちゃくちゃ美味しかったです。
食レポブロガーではないので「口の中が宝石箱♡」みたいな洒落乙宣言は撤回しときます。
とにかく行ってみて損はないです。いい気分転換でした。
星5。
ケーキ以外にもお菓子類が充実していて、お土産にも最適。
※あ、そういえばネットやGoogle Mapでこのカフェ調べると、何故か2件ヒットします。
どうやら近年移店したみたいで、その名残がまだ残っているそう。
僕が行ったのはアヤラモールの北ではなく、東にある方なのでお間違いなく。
セブ市内から東へパパキッツ!
7月13日、世界一周14日目。
ちょっと気になっていた、「パパキッツ」という穴場観光スポットへ。
セブ市内からトライシクルとジプニーを乗り継いで約4~50分。
いや〜やっぱりフィリピンは交通費が安すぎますね。
タクシーもいいけど、トライシクルやジプニーっていう庶民の味方乗り物を使えば、片道50円もあればだいたいどこでもいけます。
目的のジプニーが全然来なかったり、混んでたり、車内がクソ暑かったり、運転手との交渉が必要だったりと色々面倒だけど、安さには変えられへん!
ってことで、往復約70円で行ってきました。
パパキッツとは、Papa Kit's Marina and Fishing Lagoonという陸で楽しめるアミューズメントパークです。
ジップラインや空中自転車、釣り、ボルタリングなど沢山のアトラクションをフィリピンならではの格安で楽しめるんですね。
いつかネットで見つけて行きたいなあと思っていました。
ただこの日あたりからフィリピンで雨季が始まって、この日の午前中大雨だったんですね。
だから人もそんなにおらず、地面の土もぐちゃぐちゃ。
(なんでそんな日にわざわざ行ったのかは謎)
さっそくエントランスで入場料いくらか(忘れた )とチケットを購入。
今回はジップラインと馬乗りをチョイスしました。
これが驚き。
ジップラインは200ペソ(約400円)
馬乗りなんかは100ペソ(約200円)
って、安すぎん!?そろそろなんか申し訳ないわ...。
日本だといくらぐらいするんだろう。
馬乗りは、 15分くらい彼(?)と散歩するだけ。
どっちかというと、この写真を撮ってくれたトレーナーのお姉さんとの会話をずっと楽しんでいました。
そんで、とうとう念願のジップライン。
たぶん人生で初めて...多分。
いや〜凄かった。そして思ったより寒かった。強風。
日本じゃないから、「落ちるんじゃないか」と安全面についてそわそわしてたけど何とか大丈夫でした。失礼しました。
そして、この表情。
うん、寒かった。
楽しかった。
SMモールで観たスパイダーマンIMAX3Dが最高すぎた件
7月11日、世界一周12日目。
いやなめてましたよ、海外の映画館。
とんでもなく綺麗!!!!
セブ島随所の大型ショッピングモール「SMモール」の映画館に行ったんですけど、
「ここは本当にフィリピンか?」ってぐらい、ここ2週間のフィリピンに対する小汚さ(すみません)の固定観念を覆されました。
実は火曜日にももう一つの「アヤラモール」という大型ショッピングモールにトイストーリー4を観に行ったんですけど、、
「うん、海外だな」って感じの映画館。
劇場内なんか、オペラでもやるんですかって感じのザ・ホールに、舞台がちゃんとあったり、2階席だからかやけに遠すぎるスクリーン。
まあ新鮮な感じで良かったです笑
ところが今回の劇場はめちゃくちゃ綺麗!!!!
入口から漂ういい感じな映画館の雰囲気(ぞわぞわ)
IMAX専用のエリアがあって、今はスパイダーしかやってないらしく、簡単にチケット購入。
(さすがに撮らなかったけど、トイレも日本並みに綺麗でした)
興奮しすぎて、劇場内の写真を撮るの忘れました笑
でもスクリーンが本当にデカかったです。目の前スクリーンしか見えないぐらい。
その巨大スクリーン+IMAXの大音響+3Dの大迫力で、ついでに字幕もないので、本当に映画という世界の中で映像だけを堪能する夢のような時間でした。
(日本にいるときに1回観てたので、内容は把握済み)
それと鑑賞中に思ったのが、海外の映画館だからこその、お客さんたちが笑えるシーンでは大声で笑ったり、泣けるシーンでは声出して泣いたり、
日本だと、携帯の電源はオフ・上映中はお静かに的な警告がよく流れるくらい厳しい。(それが日本人のいいところなんですけどね)
でも例えば今回のマーベル作品みたいな激アツシーンがある作品では、叫びながら映画を見たい(?)
そんなときに海外の映画館って最高だなって。
エンドゲーム海外でみたかったな...泣
ちなみにトイストーリーは240ペソ(約500円)
スパイダーマンは450ペソ(約950円)
チケット代1000円いかないんですよね、日本だとIMAXなんか2000円超えるもんな。
世界中の映画料金の中でも日本はかなり高い方なんです、映画館に足を運ぶ人が少なくなってきているのは、やっぱり値段の高さだと思う。
とまあ愚痴はこの辺にしといて、フィリピンに限らず、海外旅行に行った際には是非現地の映画館に行ってみてください。むちゃくちゃ楽しいですよ。
マクタンから40円で行ける島
7月6日、世界一周6日目。
セブ留学で初めての週末。
「3回しかない週末をどう過ごすかは凄く大事だ」と、現地の先生に言われた。
どこにいこうか迷ってたら、Twitterで「オランゴ島」という島がおすすめだと知り、何も考えずに決定。
土曜日の朝9時半に学校を出発し、Grabでタクシーに乗って、セブ市内から走ること大体30~40分。
愛想笑い、大事
まずは、船に乗るため「ヒルトンポート」という港へ。
ただタクシーで港まで入ると、入場料(取るに足らない額だが)をとられるときいたので、近くのホテルで降ろしてもらい、歩いて港へ。
受付でチケットを購入。
ここで驚きなのが、船のチケット代はなんと片道一人15ペソ!!
(日本円で約40円...って逆に船員たちに申し訳ない)
船着場で次の船を待っていたら、やけに日本語が聞こえてきてなんと日本人と遭遇。
日本人とフィリピン人のご家族だそうで、意気投合して島まで一緒に。
20分ほどで小さな船はやってきて、オランゴ島に向けて出発。
船の先が細すぎて、乗る時少し怖かったのは思い出。
フィリピンの海は青すぎるほど青で、青い海ってこの海のことだなってぐらい青でした。
船に揺られること20分、空は青く染み渡り、船酔いの心配もなく、順調順調。
もうすぐオランゴ島。
オランゴ島に着いたのは午前11時過ぎ。
実はオランゴ島の船着場から内陸の本島まではかなり距離があって、その "かなり"を知らなかった自分たちは歩いて行こうとしていた。
そしたら、さっきのおじいちゃん家族が
「あっちまで遠いから、オレらのバイクに乗ってけよ!」
と、乗せてくれた!
本当に人に恵まれているなあと、人を好きになった昼前。
レンタサイクルのところまで送ってもらって、広い広い島を巡るために自転車をレンタル。
ここでも驚いたのが、レンタサイクル代は1時間10ペソ!!
約25円(!?)とりあえず日中4時間借りても約100円ってそろそろ金銭感覚が狂いそう笑
まあその安さゆえに漕ぎにくかったり、サドルが痛かったり
最初に向かったのは、 Wildlife Sanctuaryという自然保護区。
チャリで2〜30分。30度超えの常夏を横目に。
到着。
すぐそこでランチ中の男性3人組に呼び出され、談笑したり。
やけに「ガールフレンド?ガールフレンド!?」とニヤニヤ聞かれたけどちゃうわ笑
オランゴ島に実際に行ってみて気づいたことが2つ。
ひとつ、街並みの色使いが凄く綺麗だということ。
みたことないような景観で、家や電柱、看板、至るところに色が使われていて、通り過ぎるたびにあたたかい気持ちになる。
物の色が自然の緑と、程よく調和して楽しくなる。
ふたつ、島の人々がとてもあたたかい。
歩いていても自転車に乗っていても、すれ違う人みんなが声をかけてくれる。
どんなに近くにいてもどんなに遠くにいても、子どもだとか大人にかかわらず、男だとか女だとかじゃなく、笑顔で手を振ってくれる。
それは街中ですりやぼったくりを狙ってくる悪い人たちとは明らかに違ったなにかがあって、
「え、こんなに人を信じてもいいんですか」と信じたくなる。
「もう一度、この島に来よう」
強くそう思った。
きっとこの世界の共通言語は英語じゃなくて笑顔だと思う。
セブ島でギターを買った話
7月3日、世界一周4日目。
昨日のシミさんに影響されて、さっそくギターを買いに行きました。
元々セブはギターの生産地として名高いという風評のおかげで、いろいろと調査済み。
そして今回訪れたのがここ。
セブ市内からタクシーで4~50分、マクタン島にある「GUITAR MASTER」という地元の人や旅人のギター好きには定評のあるギター専門店。
内装はこんな感じでギターがずっさりと。
室内は蒸し暑く、蚊もようけ飛んでいたので、
「こんなところに保管してていいのか笑」と若干心配になった。
こちらがオーナーのロニーさん。とても気さくでいい人でした。
色々試奏させてくれて、それらのこの店の定価は8000~9000ペソだったんですね。
でも僕が思っていた以上に現金を持ち合わせてなくてそれで
僕「5500ペソは駄目ですか??」
ロニーさん「いいよ!」
僕「え?(そんなあっさりいいの?)」
ロニーさん「なんなら(指差して)この辺全部5500ペソでいいから、No problem !」
日本円にして、約¥19000→¥11000の割引(!?)
で、結局購入したギターがコレ↓
- ビンテージにはそりゃ劣るけど、充分に音が良い
- 思ってたより軽量
- 何より安い!(ロニーさんのおかげ)
こいつと一緒に世界一周します。
ギター本体に弦とピック2枚と弦高直すやつもおまけでくれました。なんていい人なんだ。
旅する漫画家に出逢った日
7月2日、世界一周3日目。
尊敬したいと思う人、憧れたいと思う人に逢うと妙に興奮が留めをしらなくて、泣きそうになることがある。もちろんいい意味で。
今日がそれだ。
学校の企画で、旅する漫画家Shimi43さんの旅記を存分に味わった。
浪人して、
同じ青学出身で、
23歳の時に2年9ヶ月に渡る世界一周の旅に出て、
まさかの出発日(6/29)が同じで
嫉妬深くて、
貧乏旅をして、
なんとなく勝手に境遇が似てると思ってしまったのも束の間、
シミさんの波乱怒涛の冒険記は、あまりに予想の斜め上をいきすぎた。
大学卒業後フリーターとなり、バイトに励んで資金を貯めたこと、
まさかの出発は航路でロシアにはいったこと、
ヒッチハイク、ホームステイ、野宿の旅だったこと、
バスキング(ギターや似顔絵、漫画)で稼いだこと、
3回も盗難にあったこと、
保険が無くなっても前進したこと、
それでも旅を続けたこと、
「60歳で死んでもいいから、自分にしかできない旅をしよう」
宣戦布告のような彼の決意には、流石に度肝を抜かれた。
特に思ったのは、ギターバスキング。
世界一周出発前、旅の相棒にギターを持って行こうか悩んでいた。
せっかくの一周なのだから面白いことをやろう、かっこよく生きよう、音楽を愛そう、でもその一方で、単純に邪魔になるかな、機内に持ち込む時苦戦するな、そもそもそんな簡単に稼げるわけないだろう。
言い訳ばかり提言していた、富裕族気取りだった自分をもはや埋めたい。
今日のシミさんの話を聞いて、そんなぬるい考えは消え去った。
現実、厳しいと思う時もあるようだし、単純に邪魔だったようだし、ネックが壊れに壊れまくって3回も買い直したようだ。でも、いいもんだと。
はい、今週にでもギターを買いに行きます。
この記事、いつかみたっけ笑
一週間でも入学が遅かったら、今日は来なかった。
興奮することもなかった。
歓喜ある話を聞けて、本当に良かった。
今後はモバイルハウスという移動式キャンピングカー(?)に乗って、漫画を描きながら日本一周されるようです。応援してます。
さすらいもしないで、このまま死なねえぞ。