旅する漫画家に出逢った日
7月2日、世界一周3日目。
尊敬したいと思う人、憧れたいと思う人に逢うと妙に興奮が留めをしらなくて、泣きそうになることがある。もちろんいい意味で。
今日がそれだ。
学校の企画で、旅する漫画家Shimi43さんの旅記を存分に味わった。
浪人して、
同じ青学出身で、
23歳の時に2年9ヶ月に渡る世界一周の旅に出て、
まさかの出発日(6/29)が同じで
嫉妬深くて、
貧乏旅をして、
なんとなく勝手に境遇が似てると思ってしまったのも束の間、
シミさんの波乱怒涛の冒険記は、あまりに予想の斜め上をいきすぎた。
大学卒業後フリーターとなり、バイトに励んで資金を貯めたこと、
まさかの出発は航路でロシアにはいったこと、
ヒッチハイク、ホームステイ、野宿の旅だったこと、
バスキング(ギターや似顔絵、漫画)で稼いだこと、
3回も盗難にあったこと、
保険が無くなっても前進したこと、
それでも旅を続けたこと、
「60歳で死んでもいいから、自分にしかできない旅をしよう」
宣戦布告のような彼の決意には、流石に度肝を抜かれた。
特に思ったのは、ギターバスキング。
世界一周出発前、旅の相棒にギターを持って行こうか悩んでいた。
せっかくの一周なのだから面白いことをやろう、かっこよく生きよう、音楽を愛そう、でもその一方で、単純に邪魔になるかな、機内に持ち込む時苦戦するな、そもそもそんな簡単に稼げるわけないだろう。
言い訳ばかり提言していた、富裕族気取りだった自分をもはや埋めたい。
今日のシミさんの話を聞いて、そんなぬるい考えは消え去った。
現実、厳しいと思う時もあるようだし、単純に邪魔だったようだし、ネックが壊れに壊れまくって3回も買い直したようだ。でも、いいもんだと。
はい、今週にでもギターを買いに行きます。
この記事、いつかみたっけ笑
一週間でも入学が遅かったら、今日は来なかった。
興奮することもなかった。
歓喜ある話を聞けて、本当に良かった。
今後はモバイルハウスという移動式キャンピングカー(?)に乗って、漫画を描きながら日本一周されるようです。応援してます。
さすらいもしないで、このまま死なねえぞ。