世界日記

-On Top Of The World-

明日、世界へ。

あれやこれやと情報収集や挨拶回り、準備と何気にやることが多かった6月だった。本当は「出発まで一週間!」みたいなカウントダウンもやりたかったんだけど忙しかったを理由に更新過少の言い訳。

とにかくこの1ヶ月間は、ある意味"経験"の日々。5月末に3ヶ月のリゾートバイト生活を終え、実家に帰省。ふかふかのベッドとあたたかい食事と安定の暮らしを久々に体感した。「こんな生活がずっと続けば...」そう思ってしまったのも束の間、直ぐに飽きてしまい、刺激を欲しがってしまうのが僕の性のよう。考えてみれば、学校にも行かず、働きもせず、ただ親の脛をかじって生きる人間は、側から見れば失格。実際そう思った。いわゆる何にも属さないニートのような生活をリアルに過ごしていると、なんだか何も成長しない自分が恐ろしく不安になる夜があって、何かしなきゃと焦燥感に駆り立てられてしまう。生きるって凄く難しい。あんなに嫌いだったのに、今迄が煩く恋しくなった。退屈は嫌いだ。面倒臭い奴。でも進もうとする自分は好きでいたい。

色んな人に会った。ご無沙汰を沢山した。何年ぶりもあって、兎にも角にも逢えそうな人にツテを回す。時間を作ってくれた人は想像以上に居てくれて、帰る場所がまだあると気づいて毛布の中で泣いた。でも失くしたものばかりじゃなくて、先に社会に出た彼らの何気ない会話に刺されて、もう一度決意の朝の迎え方を判断した。小中高と母校にも訪れ、原点と呼びたい原点を想い出してみる。グラウンドってあんなに小さかったっけ。きっかけをくれた全ての人に感謝しています。

遂に明日、出航の時。荷造りもまだ終わっておらず、正直焦りと緊張と不安と少しの面倒くささと興奮が全身の血液を伝って身体中をノックしているような空気状態。夢を叶える!なんて似合わないので只々世界中の人たちとお酒を飲んできます。乾杯。

 

さあ明日、世界へ。

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