世界一周、飽きた?
9月13日、世界一周76日目。
正直に言います。世界一周飽きた。
— いわつりゅうき@世界一周×トルコ🇹🇷 (@ryuki_tabibito) September 13, 2019
こんなツイートでこんなにいいねくると思わなかった
インドを出たあたりから無意識に現れだしたこの感覚。
もともと世界一周中、日本には毎日帰りたいと思っている。
それはなにもマイナスじゃなくてこの旅に出てから日本をすごく好きになってきているから。
日本に帰ったらやりたいことリストが増え続けているから。
日本の素晴らしさに気づけたから。
清潔で
ご飯が美味しくて
日本語が通じて
家族や友達がいて
トイレが綺麗で
トイレに紙が流せて
優しい人たちがいて
信頼できる人がいて
書き出せばキリがなくて、そんな幸せが手に取るようにわかってしまったからこの旅に出て良かったと本当に思っている。
なんでだろう。どうして飽きたなんて思ってしまったのだろう。
思い当たるヒントを身体中探してみた。
思えば旅に出て3ヶ月、最高潮はインドの2週間だったと自負している。
価値観を覆されるといわれるインド
好き嫌いが分かれるインド
圧倒的に好きの部類に僕は化けた。
刺激だらけの毎日にまた来ようと誓いの旗を振った。
まさしく非日常だ。
「非日常が日常に変わってしまったら、旅はそこで終わりだ」
誰かにもらった言葉だ。
また誰かが「世界に出なくても非日常は転がっている」と提言していたが、それはそれでいいだろう。
僕は真ん中をゆく。
自分にとっての旅は非日常だからこそ美しい。
友人と行ったあの国や初めて一人で旅路を決めたその国は、日常の中に潜んだ非日常だった。
実際一周の旅に出た直後もそんな感じだった。
しかし要はルーティン化。
2、3ヶ月も海外で生活をしていれば嫌でもそれは日常になってしまう。
次の国を決めて、目指して、行き方をサーチして、航空券をとって、宿を決めて、
その繰り返しに飽きになり、嫌になることが沢山ある。
観光地にもあまり惹かれなくなった。宿に籠る日も散々ある。
自分は今どこで何を求めているのだろうと頭を抱えた夜もあった。
では、どうするか。
一時帰国を考えたこともあったが、それではあまりに中途半端だ。
ちゃんと一周はしたい。
待ってくれてる人たちには正面から再会したい。
だから宣言通り一周はちゃんとします。
この先は本当に行きたい、心踊る方にだけ足を運んで興奮したい。
まだ旅を続けたい。夢はなくとも。希望はなくとも。
そろそろ新しいことにも挑戦したい。
とっておきの非日常は自分次第だ。
なんせ世界半周は達成したのだから。(たぶん)
奈落はどうせ待っている。