ドバイの灼熱に殺された5日間
9月9日、世界一周72日目。
5日間滞在したアラブ首長国連邦・ドバイ。
暑い。本当に暑い。
真夏日なんてものじゃない。猛猛暑。
ドライブする感覚で行けるほど近くに砂漠があるせいなのか、40度近い気候が昼も夜も襲ってくる。
日中なんて外はサウナ状態のようだ。
現地の人も極力夕方から活動を始めるらしい。
その灼熱地獄に僕は見事に殺され、体調不良となる。
高熱と下痢、そしてこの旅初めての嘔吐。
「こんな時二人旅とかしてたらなあ」
体調管理も全て自分で行わなければならない、地獄だった。
ふらふらの状態で灼熱の中、近くのスーパーまで飲み物と軽食を買いに行く。
今思い返せば苦しすぎてほぼその時の記憶がない。
旅の体調管理は本当に難しい。
ろくに食べない日もあるし、いささかシャワーを浴びれない日が何日も続くことだってあるし、地域によって暑い寒いの繰り返し。
そんな自分でも2週間いたインドで過度な体調不良にならなかったのは不思議だ。
ガンジス川にさえ沐浴したのに。
カンボジアでお世話になった一周経験者である日本人の方の助言
「次の日になっても体調が悪かったら病院に行け」
惜しくも高山病と勘違いして一周中に亡くなった日本人夫婦も知っている。
彼の助言を守ってこれからも万全に生きていきたいと思う。
今はなんとか回復して元気にやってます。